二日酔い

頭が痛い…。
せっかくの休日というのに何てことだ。

明方に目が覚めた時、何となく鈍い痛みを感じた。
寝てる時の姿勢が悪かったかな？
少し体勢を変えて再び目を閉じる。
次、目覚める頃には治ってるはず…

再び目覚めると、やはり頭に鈍い痛みが走る。
マシになってるどころか、さっきよりも痛みが増してる気がする。
確かに寝てる時の姿勢が悪かったのもある事はあるのだろう。
しかし、そればかりではない。
明らかに違う感覚の痛みを感じるのだ。

紛れもなく二日酔いの時のあの頭の痛さなのだ。

最近、アルコールへの耐性が弱くなった気がする。
特にこの2、３ヶ月の間で更に弱くなったように思う。

休日にお酒を飲むと十中八九の割合で翌朝、頭痛に襲われてる。
平日は気を張っているのか何とか大丈夫なのだが、休日になると頭痛に襲れている。

そのせいで二日ある休みのうち、どちらか一日は体調が優れぬまま終わっていく。
鎮痛剤を飲み何もせずにベッドに横たわり過ごす休日。
なにやってんだ、私。

それならば、いっそのこと飲酒を止めればいいのだろうけど、これが止められない。
平日に感じている鬱憤や窮屈さから解放されるべく、お酒の力を借りて少しでもハイになり現実逃避したいのだ。
その結果ストレス発散のはずが翌日には、よりストレスに襲われてると言う悪循環。

決して飲む量が増えてる訳じゃない。
むしろ、以前よりも減ってるというのに…何故なんだ？

世間では、お酒を飲むことで心身の緊張が和らぎリラックス効果を得ることができるなんて言われてるが、どうやら今の私にとって飲酒ではリラックス効果が得られてないらしい。
そして残念ながら、お酒を飲んで発散できるほどストレスが軽い訳でもなさそうだ。

私のカラダよ、一体どうした！？

毎週のように繰り広げられる二日酔い。
馬鹿な私は「今週こそは大丈夫！」と言い聞かせては毎週、果敢にチャレンジする。
しかし結果は、ごとく惨敗ときている。
もしかしたらお酒に挑む姿勢が悪いのか？
美味しいな、楽しいなって思いながら飲んでないのがダメなのか？
そういえば「週末だし飲まないとな…」的な義務感でお酒に手を伸ばしている感も否めない。
となれば、まやかしのリラックス効果を手に入れようと、お酒に執着している気さえしてくる。

そろそろ違う方向でのストレス発散を考える時が来たのかもしれない。
楽しく飲める日が来るまで暫くは酒断ちしようかな。