我が家には猫が居る。
それはそれは可愛くて私の荒れ果てた心を一瞬でほぐし癒してくれるオアシス的存在。
そんな可愛い猫のお腹をモフモフと撫でてみたり、ヘソ天で寝てるお腹に顔を埋めてみる。
猫の甘い匂いを思いっきり吸い込みながら「癒されるう〜♡」なんて言いながらうっとりする。
これぞアラフォー女の至福の時間。
一日の疲れを優しさで満ち溢れている猫さまのフワフワなお腹で包み混んでもらうのです…
でも、ひとたび顔を上げ現実の世界に戻ると顔中、猫毛まみれで痒いったらありゃしない。
そうこうしてるうちに鼻水がツツーと流れ落ちる。
そこからは悲惨なもので、鼻の皮がズル剥けになるほど鼻水が次から次へ流れ落ちて来るのです。
そうなの…
困ったことに私、猫アレルギー持ちなのです。
最初はたまたま体調が悪かっただけ?って思ってたのですが触れ合ったあと、明らかに鼻が痒い…
そして目まで痒くなってくる。
こんな状況だから季節の変わり目、換毛期の時期なんてそりゃもう酷くなる一方なのです。
部屋の中をフワフワと舞う猫気の発見とともに、ルンバ様が満を持して登場するのです。
ルンバ様が「ここは私に任せてちょうだい!」と言わんばかりに隅から隅まで猫の毛をキャッチする。
我が家で一番の働き者(!?)なルンバ様、それはそれは猫毛を綺麗に掃除してくれます。
ベッドの下なんて、それはもうしつこい位に何往復も掃除してくれるので本当にありがたい限りです。
お掃除のプロ、ルンバ様の威力はさすがです!!
猫を迎えてすぐの、我が家ではルンバ様を導入しました。
当初は掃除という目的よりも、邪な気持ちがありました。
YouTubeなどで見かけるルンバ猫(ルンバを颯爽と乗りこなす猫)になってくれることを期待して…
しかし私の目論見は見事にハズレ、我が家の猫はルンバ猫になる気配が1mmもない…。
そればかりか部屋の中を忙しく走り回るルンバ様を尻目に部屋の中央に陣取る大物っぷりを発揮。
「さてと、昼寝でもしましょうかね…」
ってな具合に、よっこいしょと平気な顔でルンバの側でくつろぎだすのです。
「そんなところで寝ると危なわよアナタ…轢かれるわよ!!逃げてーーーー!!!」
ルンバ接近に恐怖を感じ叫ぶ私の声なんて一切無視。
お構いなしで、そっと目を瞑って気持ち良さげな顔をして今にも眠りにつきそうなご様子。
そして数分後には、予想通り轢かれるのです。
轢かれた猫より、猫を轢いてしまったルンバ様の方が申し訳なさそうして去っていくのが何ともおかしかったりする。
そして何より自分が逃げ遅れたくせに、安眠を妨げられて不満げな顔をしてる猫。
その姿は、当たり屋そのものです…汗
兎にも角にも、ルンバ猫にはなってくれませんでしたが働き者のルンバ様が側で愚痴ひとつ言わず、せっせとお掃除してくれるので我が家は非常に助かっております。
ルンバ様が居てくれなかったら、私の猫アレルギーはもっと悲惨なことになってたと思うと恐ろしい限りです。
それにしても、こんなにも好きで好きで仕方がないのにぃ
猫アレルギーのせいで、猫特有の甘い香りを思う存分吸い込めない私。
にゃんとも想いは上手く伝わらないものですね…
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