アラフォーとタピオカ

日々の暮らし
スポンサーリンク

食わず嫌いの物が多い私。
端から食べる気すら起こらないものもあれば、見た目がちょっと…なんて言っては遠ざけてしまうものもある。
そのせいで食に関して何かと損している部分があるはずだ。
毛嫌いせず一歩踏み出せば美味しい物が世の中にはあるはずなのに。

その中のひとつがタピオカだった。
昨今、右を向いても左を向いてもタピオカ、タピオカ。
若者たちはタピオカに狂喜乱舞してる。(大袈裟かよ!)

そんなブームに誰が乗ってやるもんか!
てか、そもそも何が美味しいのかしら?
あんなグニュっとした大きな粒々…なんてさえ思っていた。

そんなこんなでタピオカブームが加熱する中、ネットニュースを見たら世界ではこんな事件が起きていた。
どこかの国でタピオカを食べすぎた女の子が腹痛を訴え病院へ運ばれた。そして、CTを撮ったら胃から肛門まで数珠繋ぎのタピオカで埋まっていた。
ヒーッ!!そんな恐ろしいニュースを目にしたもんだから、ますます私の中でタピオカへの不信感は募っていく。
「これは絶対に食べたらダメなやつだわ。マジ危険だわ〜。」
そしてワタシだはタピオカの魔力になんて絶対負けないわよ!
そう心に誓ったものだ。

もう一度言っておくが、私には食わず嫌いの物が多い。
なのでタピオカは一度も食べたことがない。
これからも食べる予定なんてなかった…はずだったのに。



そんな私が昨年、台湾へ旅行することになった。
台湾と言えばタピオカ。
友人の強い押しもあり、せっかく本場へ来たのだからと試しに食べてみることになり、人生初のタピオカを食べたのだった。
元々ミルクティーが苦手だったのもあってタピオカと距離を取っていた。わざわざ苦手なミルクティーを飲む必要もないしねぇ…

で、話は戻り台湾で行列に並びながら、次々と出来上がってくるタピオカミルクティーを眺めて待つ。
そこそこ大きいカップにミルクティーもタピオカも目一杯入っている。
「飲みきれるかな?美味しくなかったら相当な罰ゲームよね…」
なんて一抹の不安を抱えつつ、あんなに否定的だったはずのタピオカ。いざ飲み始めるとこれがどうでしょう?

「ちょっと〜、なんなのよコレ…意外と美味しいんでないの?」

初めて食した「黒糖タピオカミルク」
これが、なんともまぁ美味しいこと♡(思わずハートが…)
あんなに否定的だったはずのタピオカ…
なのに自分でも情けなくなるほど、タピオカに寝返る早さたるやら…。
節操がないったらありゃしない!!

40過ぎたおばさん(私)はインスタ映えなんてそっちのけ。
衝撃的な旨さのせいで、せっかくの本場で飲む「黒糖タピオカミルク」を写真に収めることもなく一気に飲み干す。
途中、何処からともなく漂ってくる臭豆腐なのか下水のニオイなのか分からない鼻につくニオイと攻防戦を繰り広げながらも見事にタピオカが圧勝する形となったのは言うまでもない。

あの台湾でのタピオカとの衝撃的な出会い以降、タピオカを気に入ってしまった私は何かの拍子にタピオカの禁断症状に襲われている。
街中で若い子に混ざってタピオカ、タピオカなんて言いながら行列に並ぶのは少々恥ずかしいのでショッピングセンターに行ったついでに、こっそりと飲むのを楽しみにしている。
今日もフラッと立ち寄ったショッピングセンターに近々タピオカ屋がオープンするというポスターを見つけて少し小躍りしていた自分がいる。
40過ぎのおばさんまで虜にしてしまうタピオカ、おそるべし…

そして、このタピオカの一件以来、何にしても食わず嫌いは良くないとひしひしと感じている。
とりあえず、どんな物でも取り敢えず試してみたらいいのだ。
結果、それが自分が好きなものでは無かったとしても知らないで嫌いなのと知ってて嫌いなのでは同じ嫌いでも全然違うしね。
そして良くあるパターンで「嫌よ嫌よも好きのうち」なんて、ホントよく言ったものだ。
今までの私の人生を振り返っても嫌なものほど後に好きになっていたりする。
つくづく天邪鬼な性格だわ。
まぁ何にしても先入観を持たずに経験することが大切なのよね、いくつになっても。
今回はそんなことをタピオカとタピオカに群がる若者に教えてもらった気がする。

あっ、ちなみにワタシはアイスよりもホットタピオカ派です。
どうでもいいことですが…



コメント