自信のストック切れ

日々の暮らし

只今、無職の私。
長年勤めていた会社を辞めた時、なんとまぁスッキリしたことでしょうか。
憑き物が取れた様にスッキリした。
俗に言う清々しい気持ちって、こんな風な感じなのね…
しばらくの間は今まで時間がなくて出来なかったことに挑戦したり、久しぶりに海外へ旅行したり、それなりに楽しく過ごしていた。
しかし、そんな楽しい日々は長くは続かないってものです。

時間の経過とともに自分のダメ人間っぷりに気付かされることになる。
今までも薄々は感じていた。
でも固く蓋を閉じて見て見ぬ振りしてきたことだった。

そしてジワジワと焦りを感じ始める。
お前、無職だろ〜!
その歳で無職はヤバイでしょ!?
そうやってダメ人間な私に、もう一人の真面目な私が語りかける…
だって私は若くはない。



まずは手始めに気づくことと言えば、人間は簡単に堕落していくんだってこと。
これに関して言えば身を持って証明することに成功してしまった。
朝早く起きるということが一切出来なくなった。
今まで規則正しく(?)生活出来ていたのは、仕事に行かなければならないと言う義務感がそうさせてたからだろう…
何もなければ本当に朝、起きられない。
いつまでも寝てられそうな気さえする。
これが結婚して旦那や子どもがいたのならば、そうそうダラダラと寝てなんていられない。
今のこんな暮らしっぷりでは、まず旦那から三行半を突きつけられるだろう。
でもまぁ実際は子どもが居たならば一生懸命、子育てに奮闘しているだろうから、こんなダメなおばさんになってやしないはずだろうけど…(多分)
しかし良いのか悪いのか今の私には旦那もいなければ子どもも居ない。
なまくらな生活を送っていたところで誰にも文句は言われない。
言われはしないが、こんな暮らしをしていたら後に痛い目にあいそうだ。
何かしら必ずツケはやってくるんだろうな〜なんて戦々恐々としながらもクズな私は生活を正せずにいる。

次に痛いほど気付かされたことと言えば、それは私には何もないってこと。
仕事を辞めるまで「こんな自分でも何とか社会人としてやって行けてるじゃん!」的な自信があったのだ。
世間から振り落とされない様、何とかしがみ付いて此処まできた気がする。
けれど仕事というものがなくなった途端、何もなくなってしまったのだ。
そりゃ仕事を辞めると決めた時、転職後は今より良くなるはず!なんて意気込んでいた。
それが退職して1日、そしてまた1日と何もしない日を送っていると、いろんなものが綿毛のようにフワフワと私の元から飛び去ってしまったような気がする。
今まで育ててきた私の自信なんて脆いものだった。
一息でフッと簡単に飛び散るくらい軽くて、あっという間にスッカラカン。
一度、飛び散ったものを拾い集めるのって難儀なものなんですね…
歳を重ねるほど、難しく考えすぎたり、ちっぽけなプライドが邪魔してくるからややこしくなる。
もっと簡単に考えられると楽なのに…。

故に自信のストックが空っぽになりつつある今の私はブログの名前通り。
口から出てくる言葉って結局は「なんもないな」なのです。
なんか、これを書きながら自分の闇を再確認してしまって少々怖くなってきた…
こりゃ、そろそろ本腰を入れて何か始めなきゃマズいな。

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