似合わない洋服

日々の暮らし

今年に入り思い切って洋服の断捨離をした。
悲しいかな40代に突入した辺りから好きなものが必ずしも似合うとは限らないと思い知らされることが多くなった気がする。

一年前に買った洋服。
買った当初は似合ってたし、それなりに着こなせてもいたはず。
しかし一年後の自分が着るとイマイチしっくりこない。
なんなら鏡に映った自分の姿が、あまりにも見窄らしくて思わず目を背けたくなることも…
決して洋服がクタクタになった訳ではない。
私の体型が変わったのか?
はたまた顔が老けたのか?
どちらにしろ切ないことには代わりはない。
兎にも角にも今の自分には似合わなくなってしまったってのが紛れもない真実なのだ。
チーン…




特に似合わなくなったのがTシャツ。
若い頃によく着ていた丸首のオーソドックスなTシャツがまるで似合わなくなった。
そしてサイズによってはシャツまでしっくりこないときたものだ。
鏡に映る自分の姿を観察する。
そう言えば若い頃と比べたら鎖骨や肩周りが丸くなってきた様な気がするんだけど…
もしや、これが俗に言う中年太りってやつなのかしら!?

そんな訳で全ての洋服をクローゼットやタンスの中から引っ張り出す。
「この洋服、高かったんだよなぁ…」
「これは勢いで買ったけど、結局あまり着なかった。」
「シャツってアイロンするのが邪魔臭いから結局あまり着ないのよね〜」
「あっ、こんな服持ってたんだ!」

そんなことを言いつつ洋服を選別していく。
着ては脱いで、脱いでは着るのを繰り返す。
その結果、似合わない洋服たちが次から次へとが部屋の片隅に積まれていく。
と同時に無駄に洋服ばかりを買っていたことに気付き反省する。
これは高かったからお出かけの時に着る。
アイロン掛けが邪魔臭いから、これはあまり着ない。
極め付けは買ったことすら忘れてる。
結局、いつも着ている物は決まったものばかりだって改めて気付かさせる。

そして山積みにされた似合わない洋服を見ながら心に誓うのです。
今の自分に似合うものを吟味して買える人になろう。
気に入ったものだけ身に着けて日々の生活の満足度を上げていこう。
今シーズンの中に目一杯着倒してやろう!
そしたら来シーズン似合わなくなったとしても後悔せずに済むだろう。
取り敢えずキッチリと管理できる枚数に洋服を減らそうと意気込むゴールデンウィーク。
本日もせっせと断捨離に励んでおります。


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